鬼火焚き

 鬼火焚きでした。

 朝から各家庭を回って、門松やしめ縄を集めました。今年は暖かかったせいか、しめ縄のダイダイにカビが生えているところがいくつかありました。

 集めた飾りを、準備してあった竹の柱の下に置いていきます。酒と塩でお清め。年男年女がつるされた鬼の絵に矢を放ちます。他の人も矢を放ちました。

 火をつけると、タケが勢いよく燃え上がります。鬼に火が着いて燃え上がる予定が、風で、火がまっすぐ上がらなかったせいもあって、焼けませんでした。結局、タケが倒れてからやっとで鬼は燃えました。

 今年の鬼はしぶとい鬼でした。